理念と仕組みで強い組織をつくる。創業4年で急成長を遂げる軌跡と未来
株式会社Indomitable 代表取締役 池田隆史

筋膜専門施術に特化した「なごみ鍼灸整骨院」を運営。理念経営の実践と組織の仕組み化で、設立から僅か4年で大阪を中心に直営店が8店舗、フランチャイズ(FC)1店舗の急成長を遂げる。2026年1月時点で正社員36名(有期雇用を含めると38名)ほどの規模にまで拡大。徹底した顧客目線によるクオリティ最優先の現場指導により顧客基盤を形成。
わずか4年で驚異的な成長スピード
まずは、設立から現在までの状況について教えてください。
池田様:現在は正社員が36名、有期雇用を含めると38名ほどの組織になりました。店舗数でいうと直営店が7店舗(2026年1月時点)、フランチャイズ(FC)が1店舗です。来月にも直営店がオープンするので、皆様のお力添えもあり、順調に拡大しています。
FCの話も現在同時に3件の商談が進むなど、非常に手応えを感じています。私たちの会社が何を大切にして経営しているのか、その強みや魅力を知っていただくためのお披露目会(説明会)なども企画しており、今後さらにご縁を広げていきたいと考えています。
インタビュアー: 2028年までに「東京で10店舗、関西エリアで15店舗」という大きな目標を掲げられていますが、スピード展開の中で大切にされていることは何でしょうか。
池田様: 成長スピードは速いかもしれませんが、「地に足をつけてやる」ことを何より大切にしています。頑張っている社員が報われない展開には意味がありません。社員が「物心両面の幸福」を得ながら店舗展開していくことが大前提です。
また、患者様は「店舗が多いこと」を望んでいるわけではなく、「担当者がしっかり自分の体を診てくれるクオリティ」を求めています。
ですから、クオリティを最優先し、そこから溢れてきた熱量で店舗展開をしていくのが一番の理想ですね。直営店もFCも、クオリティが落ちる懸念があったため、あえて2年間展開を止めて内部の醸成に努めた時期もありました。
理念を浸透させるための「1年間の我慢」と右腕・左腕の存在
教育やマネジメントで意識されていることはありますか?
池田様:理念経営を実践することと、仕組み化ですね。ただ、理念を浸透させるのは本当に根気がいりました。今の事務所を借りた当初、1年間はひたすら「目的」と「理念」しか口にしませんでした。
インタビュアー: 1年間もですか!それはすごい徹底ぶりですね。
池田様: ええ。耳にタコができるくらい、毎週角度を変えながら同じことを伝え続けました。1年経ってやっと「代表は本気で言っているんだな」と伝わり、そこから具体的な経営の数字や時間の話を始めました。
その結果、統括マネージャーやエリアマネージャーといった「右腕・左腕」が育ち、私の代弁者として同じ価値観で現場を引っ張ってくれるようになったのが非常に大きいです。
インタビュアー: 評価制度の導入からサポートさせていただきましたが、具体的な仕組み化によって組織はどう変わりましたか?
池田様: 一番の成果は「ルール設定が明確になったこと」です。どれだけ良い理念があっても、ルールがない組織は成り立ちません。「野球をするなら野球のルールで」というのと同じです。
以前は私の価値観で進めてしまい、少し甘くなってしまう部分もありました。しかし、人事評価制度と連動した明確なルールができたことで、行動や姿勢の基準がはっきりと定まりました。
評価と対価がクリアになったことは大きいです。面接でも、給与テーブルを見せて「こう頑張ればこうなる」と堂々と伝えられるようになり、採用活動にも直結しています。
また、評価の権限を院長に持たせたことで、院長自身のマネジメント力も向上し、組織の階層がしっかり機能するようになりました。週報を通じた日々の行動管理(KPI)と評価制度が一貫して繋がったことで、目の前の実行力が格段に強くなったと感じています。

広がる今後の事業展開
組織の基盤が強固になった今、これからの事業展開についてお聞かせください
池田様: 今年はFC契約をさらに進めつつ、直営店では「フルオープンシフト制」の導入を検討しており、より働きやすい環境を整えていきます。
また、3年後を見据えてホールディングス化も視野に入れています。統括マネージャーからの発案で、今年の秋頃には「整体スクール」を開校する予定です。その準備として、海外の大学へ最先端の学びを得るための視察にも行く予定です。
医師との提携や勉強会も進めており、エビデンスに基づいたブランディングを強化しながら、まずは目標である15店舗展開をしっかりとやり切りたいですね。
「不撓不屈」に込められた思いと、原動力としての「感謝」
インタビュアー: 社名である「インドミタブル(Indomitable=不撓不屈)」の由来を教えてください。
池田様: 私は昔から「不撓不屈(ふとうふくつ)」という言葉が好きで、どんな時も諦めない組織を作りたいという思いから名付けました。会社のロゴマークも、倒れても起き上がる「起き上がりこぼし」をイメージしています。
インタビュアー: 経営の中で大変なことがあっても、常に前を向いておられる印象はそこから来ているのですね。その「諦めない原動力」は何でしょうか?
池田様: 「感謝」ですね。会社を立ち上げる前を含め、これまで色々と大変なことはありました。しかし、自分が親になり、子供たちに「諦めない背中」を見せたいと思った時、辛いことや嫌なことに対しても感謝できるようになったんです。
諦めずにやり続ければ、必ず良いことができる。その姿をスタッフや子供たちに見せたい。それが私の原動力であり、私たちの組織の根幹です。
インタビュアー: 理念、仕組み、そして感謝の心。これらが御社の躍進の理由だと深く納得しました。本日は貴重なお話をありがとうございました!
会社名 株式会社Indomitable
所在地 大阪市東淀川区相川2丁目10-14 嶋田マンション1階
代表取締役 池田隆史
事業内容 筋膜リリースや骨盤矯正などの技術を用いた整体・整骨・治療事業。ファシア治療・運動療法。
企業サイト https://nagomi-recruit.net/