ABOUT US
最高執行責任者のマイケルと申します。
弊社の立ち上げにあたり
「M:ミッション V:ビジョン V:バリュー」を策定するに至った経緯を下記に記しました。
ご関心を持って下さった皆様に共有したいと思います。

Mission『傍らく世界』について
みなさんは何のために働いていますか。生活のため?夢を実現するため?すでに答えを持っている人も、深く考えたことがない人もいると思います。
私自身においては、このことについて深く考える出来事がありました。
私はこの会社を立ち上げる前にも、別の会社を10年ほど経営していた時期があります。
良い時も苦しい時もありましたが、苦い経験は今でも覚えています。
資金繰りが苦しかった時、融資を打ち切られた時、従業員との関係性が悪化した時、パートナー企業からの不義理があった時、今思えば、すべてが経営者である私の責任です。

苦しい時の意思決定に重要なもの

そういう時はとにかく目の前のことをクリアすることで頭が一杯になりがちです。
短期的な目標をクリアすることが目的になってきて、「何のために」が見えなくなっていました。会社経営においてMVVは非常に重要です。特に苦しい時の意思決定においては、信念がないと場当たり的な対応になってしまいます。また、経営者自身にその信念がないと、何度も踏ん張ることが出来ません。
結果的には、私はその会社を閉めてしまいました。信念が足らなかったので踏ん張れなかったのです。10年間ずっと「何のために」を考えていましたが、皮肉なことに会社を閉じるという決断をした時に「傍を楽にしたかったのに」という後悔の念から、「何のために働くか」に気づいたのです。
働くという言葉の語源
働くという言葉の語源は諸説ありますが、「傍」(周りにいる人)を「楽」にするという説があります。私はこの話が好きで、私自身が働く意味は「傍を楽にする」ということが、今では腹に落ちているというか、自然にそう思えます。キレイごとに聞こえるかもしれませんが、それが私にとって、幸せであり、嬉しいことであり、楽しいことでもあり、有益なことだと感じるのです。
私にとって「傍」とは、家族であり、従業員であり、クライアントであったりします。「楽」とは、目標をサポートすること、実現する力を身につけてもらうことになります。

無知
会社を閉じるに至った経緯を振り返るといくつか要因がありましたが、一言で言えば、「無知」であったということです。会社経営において、企業戦略を果たすためには、「戦略」と「実行」が大事です。「戦略を正しく実行する」ためには、従来のコーゼーション的発想と、エフェクチュエーション的実行が重要です。そのための重要な要素として、マネジメントとそれに連動する評価の仕組みと育成が不可欠です。私は、属人的な方法でそれらを勉強してきましたが、その結果が前述した結果になってしまったと考えています。

傍を楽にするためにも、それらをきちんと体系的に学ぶ必要があると思い、大手コンサルファームに一兵卒として参画し、様々な企業のサポートをさせていただく中で、失敗する企業には特徴があることがわかりました。私自身も経営をしたことがありますので、現場の経営者の気持ちは痛いほどわかります。
他人の褌で相撲を取る?
コンサル会社は他人の褌で稼ぐというイメージを私は持っていましたが、餅は餅屋とはよく言ったもので、体系的にいろいろと勉強になることがありました。机上の空論にはならないように、私自身の失敗も踏まえ、実業に即した伴走サポートをさせていただくことで、私がかかわる企業様は漏れなく最低でも前年度比120%成長をしている企業様ばかりです。

傍に責任を持つ経営者へ

「知っていると知らないとでは本当に大きな違いがある」「経営という難しいことを難しい手法(独力)で行うことによる弊害」を、全ての経営者に伝えたいです。生成AIによる標準化された知ではなく、私たちの経験値による実際の知見と、個社ごとの課題を具体的に一つ一つ解決する手段を使って、傍をらくにする世界を創造していきたいと考えています。人々の傍を楽にするためには、従業員やクライアントという傍に責任を持つ経営者の変革が必要だという想いから、私は再度この会社を立ち上げました。みなさまの傍を楽にする世界を作っていきたいと思います。